店舗の設定・利用

この機能はVer.1.11で新規追加、Ver.1.12で仕様変更、機能追加しました。

概要

予約を受付ける際店舗の選択機能を利用して、車両を貸し渡す出発店舗、返却を受付ける返却店舗を選択することができます。

店舗の選択方法は「各種設定」の「予約フォーム」タブページにあります。

Ver.1.12以降

店舗の選択は2つの方法があります。「限定」を設定すると、複数の店舗から利用する店舗を1店舗選択するようになります。「個別」を設定した場合は下図のように、出発店舗と返却店舗を個別に選択するようになります。

Ver.1.12の機能追加により、店舗間で車両を配送して利用する場合は料金計算で配送代を追加したり、あるいは出発や返却する店舗を限定することができるようになりました(以下に解説します)。

店舗の登録・編集・削除

この機能を利用するために、予め店舗データを登録しておきます。

店舗データは、WordPressのユーザーデータを利用しています。そのため、店舗データの編集操作はユーザーデータの編集の一部に組み込まれています。

次の図は管理画面のユーザーメニューに新たに追加した「店舗管理」ページです。店舗として登録したユーザーデータをリスト表示します。

Ver.1.12以降

店舗の追加・編集・削除は、この「店舗管理」メニューから実行してください。「ユーザー一覧」でも登録店舗がユーザーリストに表示され、そして編集画面に移動できます。が、店舗の詳細(店舗情報)の編集項目は「店舗管理」から実行されたときに出力されるようになっています。

店舗の登録と項目

「新規店舗を追加」を実行すると、ユーザーの新規登録とその下に店舗管理のための「店舗情報」の入力編集項目が表示されます(下図参照)。

Ver.1.12以降 (WordPress Ver.6.8.1)

店舗登録はWordPressのユーザー登録なので、半角英数字で必須のユーザー名とメールアドレスを入力してください。そして、不正ログインを回避するためにパスワードもしっかり設定してください。

「権限」グループですが、管理メニューでの操作について本システムでは「管理者」と「編集者」権限で操作ができるようになっております。そのうち「編集者」権限の場合は、一部のメニューに操作が限定されます。

店舗ユーザーの権限グループの設定は、実情に合わせて決定してください。

「ユーザーnicename」について (Ver.1.12以降)

WordPressのユーザー登録項目に「user_nicename」があります。WordPressの管理画面からこの項目を編集することができないため、弊社システムにおいて編集項目を用意しました。

「user_nicename」には新規ユーザー登録で「ユーザー名」がコピーされますが、この名前がブルートフォース攻撃に利用されるため、ユーザー名とは異なる名前を設定するようにしてください。

店舗情報の設定項目について

以下店舗情報の各項目を箇条書きで説明します。

  • 店舗設定
    登録ユーザーの中から店舗の対象(店舗リスト)となるユーザー設定です。
  • 店舗名称
    店舗選択ボックスで画面に表示される店舗名を設定してください。
  • 店舗形態 Ver.1.12で削除
    店舗選択ボックスの出発返却の両方、または、出発と返却で個別に掲載します
  • 表示順位
    設定された数値の昇順で店舗リストに掲載します。
  • 地図ページURL
    店舗の場所、説明をするページのURLを設定すると、店舗リストの選択ボックスの横にリンクを表示するようになります。ページがない場合は空白を設定してください。

車両の店舗登録

車両データに店舗を設定することができ、出発返却の取扱店舗を限定することができます。

Ver.1.12以降
  • 管理店舗
    車両を店舗間で配送して利用する場合、どの店舗がこの車両を管理しているか登録します。配送料金を設定して配送代をレンタル料金に追加したり、あるいは店舗の車両一覧表示に掲載対象となります。
  • 利用店舗
    各種設定で「限定」が設定されているとき、「店舗」の選択ボックスに表示する店舗を設定してください。配送料金が設定されているとき、管理店舗からの配送代がレンタル料金に追加されます。
  • 貸渡店舗、返却店舗
    各種設定で「個別」が設定されているとき、「出発」の店舗選択ボックス、「返却」の店舗選択ボックスに表示する店舗をそれぞれ設定してください。配送料金が設定されているとき、管理店舗からの配送代がレンタル料金に追加されます。

注)Ver.1.11以前から利用されている場合はデータ書き直しのため、再登録してください。

配送代の設定

利用店舗で管理登録していない車両をレンタルするとき、配送代をレンタル料金に追加することができます。配送代は、「ユーザー」メニューのサブメニューで「店舗配送料金」から設定します。

Ver.1.12以降

配送代は、管理店舗と異なる場所へ移動するときの料金を設定しますが、車種により違う料金を設定する、という機能はなく、すべての車両で共通の料金設定となります。

設定する表は、上部1列の各店舗から下の店舗へ配送したときの料金を設定します。

例えば管理店舗が本店で、利用店舗も本店の場合は配送代は掛かりませんが、駅前店の場合は上表の設定例だと1,000円の配送代が追加になります。

フロントエンドの表示は、下図のように車両代に配送代が内料金として表示されます。

Ver.1.12以降

(Ver.1.12追加機能)

メールのリプレースメント

予約メールに選択された店舗を表示したい場合、「店舗形態」の設定別に以下のリプレースメントを利用することができます。

  • 出発返却(利用店舗)
    %PREMISES_PLACE%
  • 出発(出発店舗)
    %PREMISES_DEPARTURE%
  • 返却(返却店舗)
    %PREMISES_RETURN%

メールテンプレート設定例

次のように設定すると、店舗選択で利用店舗か出発返却店舗の切り替えに関係なく、メール文に組み込む事ができます。

【ご予約】
予約ID:%RESERVE_ID%
出発:%PREMISES_PLACE%%PREMISES_DEPARTURE% %RENT_START%
返却:%PREMISES_PLACE%%PREMISES_RETURN% %RENT_END%