店舗の設定・利用

この機能はVer.1.11で追加しました。

概要

予約を受付ける際店舗の選択機能を利用して、車両を貸し渡す出発店舗、返却を受付ける返却店舗を選択することができます。

店舗の選択方法は「各種設定」の「予約フォーム」タブページにあります。

店舗の選択は2つの方法があり、1つは複数の店舗から利用する店舗を1店舗選択する方法、もう1つは下図のように出発店舗と返却店舗を個別に選択する方法です。

店舗の登録・編集・削除

この機能を利用するために、予め店舗データを登録しておきます。

店舗データは、WordPressのユーザーデータを利用しています。そのため、店舗データの編集操作はユーザーデータの編集の一部に組み込まれています。

次の図は管理画面のユーザーメニューに新たに追加した「店舗管理」ページです。店舗として登録したユーザーデータをリスト表示します。

店舗の追加・編集・削除は、この「店舗管理」メニューから実行してください。「ユーザー一覧」でも登録店舗がユーザーリストに表示され、そして編集画面に移動できます。が、店舗の詳細(店舗情報)の編集項目は「店舗管理」から実行されたときに出力されるようになっています。

店舗の登録と項目

「新規店舗を追加」を実行すると、ユーザーの新規登録とその下に店舗管理のための「店舗情報」の入力編集項目が表示されます。

店舗登録はWordPressのユーザー登録なので、半角英数字で必須のユーザー名とメールアドレスを入力してください。そして、不正ログインを回避するためにパスワードもしっかり設定してください。

「権限」グループですが、管理メニューでの操作について本システムでは「管理者」と「編集者」権限で操作ができるようになっております。そのうち「編集者」権限の場合は、一部のメニューに操作が限定されます。

店舗として登録されたユーザーに対しては、操作する特別な機能は何もありません。ですので車両管理を店舗ごと操作する機能もありません。

店舗となるユーザーの権限グループの設定は、実情に合わせて決定してください。

店舗のデータ項目について

以下店舗情報の各項目を箇条書きで説明します。

  • 店舗設定
    登録ユーザーの中から店舗の対象(店舗リスト)となるユーザー設定です。
  • 店舗名称
    店舗選択ボックスで画面に表示される店舗名を設定してください。
  • 店舗形態
    店舗選択ボックスの出発返却の両方、または、出発と返却で個別に掲載します。
  • 表示順位
    設定された数値の昇順で店舗リストに掲載します。
  • 地図ページURL
    店舗の場所、説明をするページのURLを設定すると、店舗リストの選択ボックスの横にリンクを表示するようになります。ページがない場合は空白を設定してください。

車両の店舗登録

車両データに店舗を設定することができ、出発返却の取扱店舗を限定することができます。

ユーザー登録された店舗は、車両管理の「貸渡店舗限定」で店舗を選択できるようになります。

出発返却店舗を限定したい場合、車両データの「貸渡店舗限定」を設定してください。

メールのリプレースメント

予約メールに選択された店舗を表示したい場合、「店舗形態」の設定別に以下のリプレースメントを利用することができます。

  • 出発返却(利用店舗)
    %PREMISES_PLACE%
  • 出発(出発店舗)
    %PREMISES_DEPARTURE%
  • 返却(返却店舗)
    %PREMISES_RETURN%

メールテンプレート設定例

次のように設定すると、店舗選択で利用店舗か出発返却店舗の切り替えに関係なく、メール文に組み込む事ができます。

【ご予約】
予約ID:%RESERVE_ID%
出発:%PREMISES_PLACE%%PREMISES_DEPARTURE% %RENT_START%
返却:%PREMISES_PLACE%%PREMISES_RETURN% %RENT_END%