Ver.1.10で以下の機能の改善と追加を実施しました。
- CSV出力項目を管理画面で設定する機能を追加
- 予約フォーム、CSV出力項目でオプション料金の出力機能追加
- アフィリエイトエージェントの予約データ登録機能追加
Ver.1.10で以下の機能の改善と追加を実施しました。
アフィリエイトは、多くのブロガーが自身のWebサイトを通して、広告収入を得るために利用しています。
仕組みは、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録して自身のWebサイトに広告を表示、利用者が広告をクリックして注文が成立する事で、成果報酬が振り込まれる、というものです。
ここで説明する内容は、本システムのVer.1.10.0において追加された機能ですが、広告を載せて収入を得るものではなく、リンクを介して予約が実行された際、リンクに指定されたパラメータを予約データに登録する機能です。
一般的に「URLパラメータ」と呼ばれています。URLは他のページを表示する際、その表示先のアドレスを示すものですが、パラメータはアドレスの後ろに続けて設定する引数のことです。
引数の指定方法は、半角英数字の名前と半角のイコール「=」で繋げた文字列です。
例えば「address=tokyo」のように指定し、URLに続けて「?」記号の後に繋げます。複数のパラメータを繋げる場合は、パラメータを「&」記号で接続します。
本システムのVer.1.10.0より、本システムが動作中のサイトをブラウザーで表示したとき、パラメータとして「ag=」で渡された値を一時的に保管し、予約が実行されると予約データにその値を登録します。
なお登録する値(文字列)の長さは、半角文字で128文字まで、それ以上は切り捨てます。
また一時保管の有効期限は、サイト訪問者がブラウザーの実行を終了するまで、です。
予約データに登録されたパラメータの値は、管理画面の「予約リスト」一覧で参照できます。
レンタル予約データの編集画面において、修正、変更もできます。
この他、CSVファイルダウンロード機能において、出力項目として設定する事もできます
Webを利用した集客の方法として、他のサイトにこちらのサイトへのリンクを表示してもらう方法があります。
アフィリエイトは、金銭や対価を利用した方法です。
他のWebサイトのページの内容が、レンタカー利用に関してピンポイントでサイト利用者に届けば、利用客の増加も望めることでしょう。
Ver.1.9で以下の機能の追加を実施しました。
本システムで「リプレースメント」とは、テンプレート文の中に車両データなど設定データを挿入するための、変数を示します。
続きを読むVer.1.8において、予約者からの問合せを受けるための入力項目を、予約フォームの最後に追加できるようにしました。
続きを読むレンタル日や車種を選択して空き車両を検索するページの作り方について、WordPressのテンプレート機能やウィジェット機能の解説を交えて説明します。
続きを読むメール内で利用可能なリプレースメントの一覧です。設定や利用状況により値がセットされていない場合があります。
続きを読むサイトへ訪れた利用者が、利用日付を入力して空き車両を検索、結果から車両を選択して予約フォームへ移動する、という操作の流れを提供します。
利用方法は、ショートコード「rental_finder」をページのコンテンツに設定することで簡単に実現できます。またテキストウィジェットに設定すると、サイドバーなどに設置されたウィジェットに検索ボックスを表示することができます。
出発日・返却日の入力は、jQuery UIのDatepickerを使って表示されたカレンダーから日付を選択します。車両が複数台ある場合は車種を選択して検索する事もできます。
次に、ショートコードのパラメータ、ウィジェットの利用方法を説明します。
車両の検索ページは、ショートコードを設定するとそのページで検索ボックスの表示・入力処理、そして検索結果を表示するようになります。
[rental_finder]
ショートコードに追加できるパラメータは次の通りです。
操作に必要な、ある程度のCSS設定は「rental-finder.css」ファイルで提供していますが、テーマに合わせてデザインを変更したい場合は当該ファイルを修正するか、テーマで利用する「style.css」ファイルに追加してください。
アップデートではプラグインディレクトリを上書きするため、ラッパーのdivセグメントに「id」や「class」パラメータを設定してstyle.cssファイルにCSSを追加しておくと、再設定の手間が省けます。
テキストウィジェットにショートコードを設定すると、ウィジェットに検索ボックスや検索結果を表示することができるようになります。
検索結果をページのコンテンツに表示したい場合、このショートコードを設定した固定ページを別途用意し、そのページに表示することができるようになります。
予め、ショートコード「[rental_finder]」を設定した固定ページを公開登録しておきます。このページを表示するURLを確認しておいてください。以下は固定ページに設定するショートコードの例です。
[rental_finder finder="0"]
テキストウィジェットにショートコード「[rental_finder]」を設定し、ウィジェット領域に設置します。以下はテキストウィジェットに設定するショートコードの例です。
[rental_finder page="http://www.example.com/?p=xxx" widget="1" result="0"]
pageに設定するURLは、予め用意した上記固定ページを表示するURLです。
ショートコードのタグに挟まれた文章、例えば
[rental_finder finder="-1" result="0"]レンタル期間を入力して検索してください。[/rental_finder]
のように設定すると、検索の入力項目は非表示の状態となり、代わりにタグに挟まれた文章が出力されます。
車両データとオプションデータは、それぞれカテゴリーが設定できるように「車種」を共通で登録、各データに設定ができるようになっています。
検索で車種を選択できるようにする場合、「車種」データから車両のために設定したカテゴリーをリストアップするため、車種のスラッグ名の前部に「car_」を追加するか、スラッグ名の後尾に「_car」を追加してください。
日付入力は入力の手間や誤りを避けるため、カレンダーから日付をクリックして入力、表示するようにしています。この機能はjQuery UIで提供される機能「Datepicker」を利用しています。
jQuery UIでは表示デザインのテーマが提供されていますが、テーマ「smoothness」をjQueryサイトから読み込むように、プログラム内で設定しています。
このテーマ名を書き換えることで、見た目の異なるカレンダーを表示することができます。
利用する場合はPHPプログラムを編集するため、作業はPHP技術者の方を対象としています。
検索結果の表示は、ショートコード「rental_calendar」に検索結果を渡して表示しますので、予約状況を含めた予約カレンダーが表示されます。次の図は検索結果の表示例です。
日本語以外の表示を利用したい場合はシステムの多言語対応に従って、以下のファイルに定義されている「$shortCode」出力データを変更してください。
src/MTSCarBooking/lang/Translation.php
このバージョンで以下の機能追加を実施しました。