シーズン料金は、スケジュール管理のカレンダーの日付に「High / Low」を設定し、レンタル期間によりレンタル料金を割り増ししたり、あるいは値引する機能として、Ver.1.1で機能追加しました。
ところで料金計算の元になるレンタル期間ですが、それまでレンタル期間を時間総数で計算し、料金計算はレンタル時間で求めておりました。
例えばレンタル料金を1日10,000円、2日20,000とした場合、レンタル期間が11時〜翌日10時であれば、料金は時間総数で計算すると23時間10,000円となります。
このようなレンタルを2日の料金とするため、Ver.1.3で料金計算方式として「時間」か「日付」で計算する選択機能を追加しました。これにより計算方式が「日付」で設定されていれば、上の例は2日20,000円となります。
シーズン料金の計算の仕方
レンタル期間中のシーズン設定により、料金を割り増したり、割引したりすることができます。
例えば週末の土曜日と日曜日に割増料金を設定するため、スケジュールカレンダーで「High」を設定し、料金データのHighシーズンに5,000円を設定したとします。
この場合上記の例では2日間を土曜日、日曜日とすると、2日で30,000円となります。しかし、もし計算方式が時間なら20,000円です。
このように金額が大きく跳ね上がる例があるため、シーズン料金の計算は計算方式が「日付」の場合、返却日のシーズン料金を加算しないようにしました。
シーズン料金計算の改善
しかしながら、0時を過ぎて日付が変わる場合は常に割増し(または割引き)したい場合もあります。
そこでVer.1.5において、シーズン料金の計算で当日に返却する場合を除き、最終日のシーズン料金を計算するか、それとも最終日のシーズン料金は除くか、「料金加算日」の設定で選択できるようにしました。
料金計算がより柔軟に計算できるようになりましたので、レンタル業務にご活用ください。
その他の追加機能
予約フォームや予約の確認表示で、車両データの登録で画像が選択されている場合その画像が表示されます。
一方、オプションデータに画像の設定項目がありますが、これまではデータ登録のみで画像の表示機能はありませんでした。
Ver.1.5から予約フォームや予約の確認において、オプションデータに設定された画像が表示されるようになりました。
なお画像の登録は2つ設定できますが、表示は1つめの項目に登録された画像が表示されます。
特別料金期間のシーズン料金計算の設定 Ver.1.7.3
Ver.1.7.3より前のバージョンにおいてシーズ料金の計算は、特別料金期間中は別途料金を定めるため除外していました。
Ver.1.7.3以降は、料金表管理の設定で、シーズン料金を合計計算に含める設定を用意しました(下図参照)。
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