レンタル料金計算に、新しい計算方法を追加しました。
計算方式
料金表管理の料金計算の設定に関して、新しい選択項目「計算方式」が追加されました。
計算方式は、「時間」か「日付」のどちらかを選択します。これまでの計算は「時間」でした。「日付」による計算が新しく追加された計算方式となります。
この項目による計算の違いは、レンタル期間の算定において「時間」を単位とするか、「日数」を単位とするか、の違いとなります。
計算の具体例
具体例として「10:00」に借り、翌日「16:00」に返却する場合を計算します。
方式 | レンタル期間 |
時間 | 30時間 |
日付 | 2日間 |
計算方法の「単価計算」や「表引き」は、このレンタル期間を基にして料金を決定します。
時間方式の単価計算、表引き
「単価計算」は、「単価料金」の設定で「単位」を「時間」または「日」で設定しますが、例えば「6時間3,000円」とした場合
30÷6=5、5×3000=15000
で、料金は15,000円となります。
「表引き」の場合、表に設定された30時間を含む最小の「時間」を選択します。料金表が下図のように設定されている場合
「2日」が30時間を含む最小の時間になりますので、料金は15,000円になります。
日付方式の表引き
「日付方式」の計算は、例えばキャンピングカーのレンタル料金設定において、「1泊20,000円」のような設定方法に適しています。
例えば料金表を次のように設定した場合
日帰りのデイキャンプであれば17,000円、1泊2日で22,000円となります。
単価料金設定で「1日22,000円」を設定すれば、2泊以降1日増加するごと「22,000円」が追加されます。
計算方法はレンタルの性質で決めてください
本システムの料金計算は、料金計算管理によって複数の計算方法を設定、用意することができます。
ですのでレンタルする車両が、軽自動車、乗用車、スポーツカー、トラック、特殊車両、キャンピングカーなど様々ありますので、そのレンタルの性質に合わせて、料金計算データを設定してください。