予約リストとCSVファイル出力

この節は、管理画面の操作メニュー「予約リスト」に関して、予約データの絞り込み検索と検索結果をCSVファイルとしてダウンロードする機能について説明します。

絞り込み検索データのCSVファイルダウンロード機能は、Ver.1.9において追加された機能となります。それ以前のバージョンは機能がありません。

予約データの検索

予約リスト管理では予約データの検索ができます。検索項目は以下4項目の中の1つを使います。

  • 貸渡日
  • 返却日
  • 予約日
  • 車両、予約ID

日付の絞り込みは「年月」単位です。車両を特定して絞り込む検索も可能です。

また問合せなどで予約データを検索する場合は、右側のテキストボックスに予約IDを入力して検索することができます。

11桁の予約IDは上6桁が予約日付を表し、下5桁がデータベースに登録されたデータIDを表しますが、この欄にデータIDを入力して検索することも可能です。

ところで本システムでは、予約者の名前や電話番号などによる検索はできません。これは予約者のデータをまとめて暗号化登録しているためで、入力された検索データと一致することがないからです。このセキュリティ機能は、ヨーロッパにおけるGDPR対応のために実装いたしました。

検索結果のCSVファイルダウンロード

検索結果が1件以上の場合、データをCSVファイルに変換してダウンロードする事が可能な、「CSVダウンロード」ボタンが有効になります。

ダウンロードを実行すると、操作中のPCへファイルがダウンロードされるので、ファイル名を付けて保存してください。次の図は上記データのダウンロード例です。

ダウンロード可能なデータの件数について、特に件数は制限しておりません。

ただし、CSVファイルの構成でUTF-8文字をShift-JIS文字へ変換するなど、サーバーのメモリ上で全データを変換します。予約データの件数が多い場合は、処理時間やメモリサイズに影響してサーバー上で強制的に中断される可能性がありますのでご留意ください。

ダウンロードデータの設定

Ver.1.10.0以降利用の場合

Ver.1.10.0から出力項目について、管理画面の各種設定メニュー「CSV出力設定」ページから設定するようになりました。

各種設定

Ver.1.9.0利用の場合

予約データをCSV形式のデータに変換するとき、複数のデータ項目を繋げて1カラムデータに設定したり、個別にカラム分けして出力するなど出力カラムの定義ができます。この定義はConfig.phpファイルで設定していますが、変更したい場合は当該ファイルを変更する事になります。

定義データは配列データで、Config.phpファイルのcsvColumn()関数内にあります。

配列データには、カラム上部に表示するためのタイトルと、カラムに出力するデータを指定します。出力するデータの指定は、メールテンプレートで利用するリプレースメントを指定します。

メールのリプレースメント一覧

なお設定する場所はPHPプログラム内ですので、変更に誤りがあるとエラーが表示されたり、画面が白くなるなど、不具合が発生しますのでご留意ください。